某の乙女ゲーム遊戯録

アラサー喪女の乙女ゲーム堪能記録。

ピオフィオーレの晩鐘 ダンテ 感想

ピオフィオーレの晩鐘

ダンテ・ファルツォーネ(CV:石川界人)の感想です。ネタバレ注意。

使命と運命。

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⇒攻略はこちら(ピオフィオーレの晩鐘 ダンテ 攻略)

ダンテ 個別ルート感想

ピオフィオーレ3人目の攻略となったのはダンテでした。とにかく顔が綺麗。白銀の氷像のような。立ち絵でも逐一ご尊顔をガン見してました。顔でいうと個人的に一番好きなのは楊なのですが、ダンテは綺麗すぎてずっと見ていられる顔というか…絵画的な?そして最後まで見ていると、ダンテってけっこう表情が変わるんですよね。その変化も見ていて楽しかったです。

――何はともあれここまでニコラと楊ルートを終えましたが、どのルートでもダンテは最初から明らかにリリィのことを気にかけて守ろうとしていました。

そんな彼のストーリーは、やはりメインヒーローらしいお話になっていました♪

 

行動がどこまでもリリィのためなんですよね。沈黙も、その過保護なまでの優しさ故で、彼女の母のような存在であるソフィアが死んだという嘘も彼女のため。そして完全には冷徹になりきれないところもダンテの良さです。ソフィアが死んだと嘘をついた上で、少しでもリリィを慰めようと家族を喪った悲しみを理解して寄り添ってくれたり、その嘘がバレたときも、真摯に謝罪してくれました。まだ全てをリリィに話すことができない段階でも、常に誠実な姿勢が全面に表れていました。

冷たいと思いきや、声をかけたら必ず返事をしてくれるし、部屋に入れて対話もしてくれる。どうしてもリリィのことは無碍にできない様子でした。そんなところまで、ニコラと違って不器用なんだなあと思わせられました。

 

このルートで好きなシーンは、脱走と逆壁ドンです!お屋敷の2階のバルコニーからカーテンを使ってリリィが脱走しようとして、ダンテがバルコニーにぶら下がっているリリィに気づいて慌ててナイスキャッチしたあのシーンです。この時の「このおてんば!」と怒鳴るダンテが大好きです。素で焦っててちょっと可愛いなあと思ってしまいました。リリィもこの時ばかりは恐怖心を忘れて怒鳴り返したりと、素で言い合ってる2人が微笑ましかったです。

そして逆壁ドン。事故でダンテがリリィを、じゃなくて逆だったのが最高の萌えポイントでしたね~(*´Д`)照れるダンテが可愛いということが改めて分かりました。

 

それからニコラが怖かった(笑)すっごい暗躍してらっしゃいました。私はニコラルートが既プレイだったので大体何を考えているか分かってまあ仕方ないよなあ、って感じだったのですが、ダンテルートからスタートした乙女はニコラに対してどんな印象を持ったのか少し気になります。とにかくニコラがダンテのためにめっちゃ釘さしてくる。まるで姑のように。ダンテにリリィの悪評を吹き込む、とかじゃなくてあえてリリィにダンテのことを信じないように言って遠ざけようとしてるのが彼らしいなと。

 

ダンテルートではようやく、ファルツォーネとリリィの関係が明らかになりました。そしてダンテの「使命」についても同時に判明します。街に眠る聖遺物の封印を解く鍵となる乙女がリリィで、同じく封印を解くために必要なのがファルツォーネの血統であるダンテの存在。今までのリリィへの態度は、彼女が少しでも自由であるようにと思ってのことでした。自分と同じく生まれたときから縛られているリリィが、できるならその役割に囚われず何も知らないままで生きられるようにと。そのために自分は関わらないようにずっと見守ってきた、ということでした。彼女の幸福を触れないことで守ろうとしていたと……。ちょっと健気すぎません???

そして、時代の移り変わりとともに墓守の一族はマフィアに形を変えて、街と使命を守り続けていた。組織が血統を重んじて、どこか気品のある佇まいがあるのは伝統故で、非情になりきれないダンテの性格もこういうところから来ていたのかもしれないですね。ファルツオーネはマフィアとして今後廃れていくというニコラの危惧がここに来てはじめてわかったような気がします。

 

そして、ファルツォーネの使命のために迷わず前へ進むという信念を持ちながらも、ずっと胸の内にあった葛藤をリリィへ吐露します。

自分には力が足りず、カポの器ではない。ニコラの方がふさわしい。命を奪うのもファミリーの命を背負うのも重荷だった。自分は普通の人間だ、と。それでも彼は、使命を与えられたから必死にカポであろうと、感情を殺して痛みに耐えながらこれまで生きてきました。

ニコラがダンテを重責から解放して自由にしてあげたいと言った意味も、ダンテがはじめて弱音を吐いたここでよく分かったような気がします。

 

「すべてを守りたい」と力強く本当の望みを口にしたダンテは本当にかっこよかったです…!ファルツォーネも使命もリリィも街も、何一つ欠かすことなくすべて守り抜きたいと。さすがメインヒーローというべきでしょうか。絶対にヒロインを守ってくれるヒーローでした。

 

ダンテの告白がスマートでした(*´Д`)ここまで来るのに少し触れただけで照れたりしていたのに、告白の言葉は真っすぐ好きと伝えていて。リリィの返事を聞いて想いが通じ合ったことがわかった時の「好きだ」はすごく嬉しそうでした。そのくせ翌日の朝には付き合い立てのカップルの典型のように気まずくなってるのには笑いました(笑)

恋愛感情は自覚してなくとも少なからず幼い頃から片思いのようなものだったと認識していても間違いじゃありませんよね…?幼い頃に「今日はあの子に会えるかな」と気にしていた可愛らしい描写もありましたし。本当にダンテのこれまでが報われて良かったなあと…。

 

封印を解くためには二人が『結ばれる』ことが条件で、『鍵の乙女』の選定は運命の赤い糸で繋がった星を選ぶというのは、まるで御伽噺のようなお話ですね。リリィが鍵の乙女だと知る前の幼い頃から協会で見かけていた彼女のことが気になっていたというエピソードもロマンチック。そして彼女が鍵の乙女で自分の守るべき存在だと知ったときは嬉しかった、けどそれゆえに近づくことができないというのも…。ダンテとリリィは2人セットで尊い。

BESTエンドのラストシーンで2人の血が混ざりあって聖杯が満たされた展開は神秘的でとても素敵でした…!

 

そしてダンテルートをプレイすると、楊ルートのダンテをもう一度見たくなりました。どうあがいても不憫な結末にしかならないのですが、今改めてやると、ダンテがどんな気持ちでリリィを保護しようと動いていたのか少なからず分かってしまうのですごく切ない気持ちになれそう。切ない気持ちになりたいの?って感じですが、余韻が残るような悲しいお話、結構好きなんです…!楊ルートのBADエンドとか更にダンテが可哀そうすぎる。(でも楊のことはすごく好きですよー!)GOODルートでもダンテは死んでしまいますが、BADルートはリリィが楊に騙されてて保護してもダンテのことを全く信じてくれない上に、戦場で目の前に放り出されたリリィを案じて抱き留めたことで一緒に刺されてしまうという…。

 

ダンテルートで二人が幸せになれて本当に良かった。幼い頃からずっと守ってきた存在を、出会ってからも守り続け、そしてこれからもずーっと守り続けていくのでしょう。

FD期待です。ダンテとリリィの幸せなその後がものすごく見たいです。きっとニヤけること間違いなし…!

 

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