某の乙女ゲーム遊戯録

アラサー喪女の乙女ゲーム堪能記録。

ピオフィオーレの晩鐘 ニコラ 感想

ピオフィオーレの晩鐘

ニコラ・フランチェスカ(CV:木村良平)の感想です。ネタバレ注意。

優しい笑顔の裏には何があるのか。

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⇒攻略はこちら(ピオフィオーレの晩鐘 ニコラ 攻略)

ニコラ 個別ルート感想

初回プレイはニコラでした!序盤の選択肢を思ったまま進めていくといつの間にかルート入りしていました。共通ルートが短いゲームが久々で、このあと個別ルートを長く楽しめると思うとわくわくでした♪

 

ニコラは、優しそうに見えて腹の底でいろいろと考えているキャラクターでした。穏やかな笑顔の裏には嘘がある。自分は他人の内側にすいすいと入っていくけれど、相手には自分の内側に決して踏み入らせない、言ってしまえば面倒な人ですね(笑)仲良くなりやすいけど、近付いたら一線引かれるやつ。そして公式のキャラ紹介に堂々と「息をするように嘘をつく」って書かれているところがちょっと面白かったり。

 

そして、自分のことをあまり語ってはくれません。ギルバート曰く、酒の好みすら明かさず、趣味嗜好まで隠している秘密主義者さん。そんな彼が、ヒロインであるリリィちゃんには過去のことを語ってくれます。ちっちゃい二人が可愛すぎました…!ニコラはダンテのことを最初はよく思っていなかったみたいですね。誘拐された事件で彼がカポの器であることに気づき、敬意を抱くようになって、そこからカポの重責を抱えるダンテに寄り添うようになったとのことでした。

そして彼の裏切りの理由も、ダンテ絡みでした。リリィのことを保護する名目で屋敷に置いている、というのはどう考えても建前上だったので、これからダンテの執務室に呼ばれていったいどんな秘密が明かされるんだろう…と思っていたら突然ニコラに銃口突き付けられて驚きましたー!そしてファルツオーネを裏切る宣言。好奇心で選んだ方も多いと思いますが、ここで抵抗する選択肢を選ぶとまじで撃たれます。The END直行でした。容赦ないですね~~~。

裏切った理由は、ファミリーを潰してダンテを自由にしたかったから。ダンテを縛る「血」、すなわちファルツオーネから解放するためにファミリーを裏切りました。幼い頃からダンテを大事にしていて、背負う責任の重さに泣いたりしているところを見ていたから、だんだんそう思うようになっていったんじゃないかなあと。ニコラはダンテのことを弟のように思っています。家族想いの行動…だとは思うんですけど、ほんとにダンテのことしか考えていませんよねニコラさん。

 

ヴィスコンティに移ってからはニコラはリリィに対して冷たく接するようになりました。優しさは打算だったと。それもあるんでしょうが、過去のことを話したり、だんだんリリィが自分の内側に入ってきていることに気づいて、これ以上情がわかないようにと必要以上に態度を変えていたように思えます。この状態を何とかしようと相談したギルの提案に乗っかって、焦って二人の間に割って入ってくれたシーンではニヤニヤしました。それからまた普通に話してくれるようになりました。しぶといリリィちゃんに根負けして、だんだん可哀そうになってきて根負けしちゃったニコラさんでした(笑)リリィちゃんの粘り勝ち!

必要以上に冷たくもないし、そして優しくもない。やっと自然に接してくれるようになった瞬間だと思います。

 

ラストに向かっては、銃撃戦の中で最たる守る対象であった他でもないダンテに、背中を押されてリリィを助けに走ります。組織よりもマフィアとしての信条よりも、リリィを選んだ瞬間でした。最後はダンテとも和解し、無事にファルツオーネに戻ってきて再びダンテの右腕としてこれからも生きていくことを決意しました。兄と呼ばれて感極まって涙ぐむニコラ。自由にしてあげたいと思っていたダンテが、組織を守ることが自分の選んだ生きる理由であり、意志であるということを理解することができました。結局は、秘密主義で本心を話さなかったことで、独りよがりになっちゃっていたんですよね。冷静に見てみると何て人騒がせなんだとも思っちゃいましたが、何はともあれめでたしめでたし。

マフィアとして生きていく上でこの先たくさんの迷惑をかけたり嫌われるようなこともするかもしれないけど、どうやったって手を離すことはできないから、「ごめん、諦めてくれる?」という告白はとても彼らしいですね(*´Д`)

 

ここまでがBESTエンドでしたが、この作品はGOODエンドと、それにBADエンドまでしっかりシナリオがありました。

GOODエンドではダンテとニコラはお互いがお互いを認めているということがよく分かるエンディングになっていました。血に縛られていたのはダンテだけじゃなく、ニコラも同じで。そして自由になったニコラ。駆け落ちエンドでしたね!

BADではニコラの裏に隠れていた一面がダンテの死をきっかけに全面に出てきてしまい、彼が本当に何でもできてしまう人なんだと実感させられました。ギルを躊躇なく殺したことにはびっくりしました。

 

そんなこんなでニコラルートのお話でした!親愛なるダンテのことを思うあまり、暴走していたような印象を受けたお話でした。生きる目的にリリィが加わって、今後彼がどんな風にマフィアとして生きていくのかが楽しみですね。

 

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