某の乙女ゲーム遊戯録

アラサー喪女の乙女ゲーム堪能記録。

CharadeManiacs(シャレマニ) 凝部ソウタ 感想

CharadeManiacs(シャレードマニアクス)

凝部ソウタ(CV:松岡禎丞)の感想です。ネタバレ注意。

その発言は、真実か嘘か。

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⇒攻略はこちら(シャレマニ 凝部ソウタ 攻略)

 

ネタバレあり感想です。このゲームはキャラ同士の秘密の繋がりなどもあり、ネタバレを見てしまうとゲームの楽しさが半減してしまいます。コンプリートした方以外は閲覧をお控えください。しつこいですがコンプ前に見ると本当に後悔します。

凝部ソウタ 個別ルート感想

考えていることがなかなか読めなくて惑わされたキャラでした。

同じ学校で同学年のヒヨリが、ソウタのことを知らないようだったので、もしかして序盤でちらっと話に出ていた「ヒヨリの隣の席」か「1学期の間こなかった生徒」かな?とは思っていました。

ただそれだけでは彼が味方なのか敵なのか分かるはずもなく。言動が読めないので、他ルートではプロデューサーにもスポンサーにも見える子でした。あからさまに怪しいので、もともと性格がひん曲がってるミスリード役かな~とも思いつつ攻略していきました。

 

やけに周りを煽っていたのはもともとの性格と、裏切り者をあぶり出す為でもあったようです。人のことをからかう時の言葉巧みさがピカイチ。その結果、ケイトには豊富なバリエーションで死ね死ね言われ、遂にトモセにまで死ねと言われた上に「外来種は消え去れ」とまで言われ、挙句の果てにはメイにも「ぶっ殺す」と言われていました(笑)

 

そんなひょうひょうとした彼ですが、濡れたヒヨリちゃんに上着を貸してあげる紳士的な行動など、急にまともな面を見せてくるから困る。ヘアアレンジの話で髪に優しく触れたり抱き寄せたりするソウタくんにドキッとさせられます。からかってるって分かっていても目が離せないキャラクターでした。

 

そして色んなことに気付いていて。被害者サイドで一番真実が見えていたのは彼だと思います。「本当の裏切り者」の話は最後まで聞けなかったので残念でしたが。タクミをえらく敵視していたのも気になります。ヒヨリの声を取り戻すために再演したドラマで、彼がタクミを突き落としたのは宣戦布告だったのでしょうか。対するタクミも、このルートではじめて他者を害するような行動を見せたので、何が真実なのかまだまだいろいろとありそうです。私は残すところあと1人、タクミくんルートだけなのですが、ここまで来ても黒幕が誰か分かりません。タクミは怪しいけど何か理由がありそうだし、ヒヨリちゃんと同じで信じたい気持ちもあります。ディレクターの中に誰か入ってるんじゃないかなあとか思ったり。本当は機械じゃなくて中の人がいました!みたいな(笑)

 

ヒヨリちゃんに「本気になったことがない」と言われたときにはじめてソウタの本当の感情が見えた気がします。図星だったから怒った。ここではじめて一人称が「俺」になりました。僕キャラが急に俺っていうの、萌えませんか?私は大好きです。のちのち分かりますが、彼は真実を言うとき一人称が「俺」とになっていました。しかもこれ完全に無意識だったみたいなんですよね~~~。

 

少しずつ彼の本当の気持ちが見えてきます。家族と友達と過ごすのが楽しいと答えたヒヨリに「羨ましい」と言って寂しそうに笑ったり。家庭環境については最後まで明言はされませんでしたが、「掃除してくれる人がいた」「外面だけ繕えば自由だった」「誰かに与えられるのはもう飽きた」などの言動から予測すると、裕福な家のお坊ちゃんで両親は表面上の存在でしかなかったとか、そんな感じなんですかね。

 

「信じれば真実、信じないなら全部嘘」というのはとても嘘つきな彼らしい言葉です。自分のことを信じても信じなくてもどっちでもいいよ、ってことですよね。誰のことも信じていないから自分がどう思われようと構わない。むしろ疑ってくれた方が信用できるかとどんどん疑ってと。そんなスタンスだった彼がヒヨリちゃんと交流するうちにだんだん変わっていきます。根拠がないと人を信じられないと言った彼が、ヒヨリに自分がプロデューサーじゃないっていう根拠がないか尋ねたのは、ヒヨリを信じたいと思ったからでしょう。本気になって何かを失うのが怖いから、今まで本気になれなかった。

ひとつずつヒヨリに本心を明かしていきます。自分を信じて欲しいと思う気持ちが芽生え、根拠がなくてもヒヨリを信じたから、本当のことを話してくれました。

元の世界に戻ったらヒヨリちゃんの後ろの席に座りたいっていうのもひねくれた彼らしいですよね。ヒヨリちゃん、一番後ろの席なのに。

「負けても楽しい」と言ったヒヨリちゃんの言葉には珍しくキョトンとしていました。どこにいても何をやっても楽しくなかった彼は、ゲームに勝っていてもきっと楽しくはなかったんだと思います。それなのに負けて楽しい、は本気で意味が分からなかったんだろうと。ヒヨリちゃんは負けてももう一回、もう一回と楽しそうに勝負を挑んできます。そんなヒヨリちゃんにスピードで負けて、ソウタも負けたのに「楽しい」と心から感じることができました。お互い本気だったからこそです。

スピード勝負で得た16回分の勝利のご褒美に「手に触れること」をお願いしたときは萌え死ぬかと。今まで散々キスキス言ったり無遠慮に触りまくってきたくせにこれはずるいぞ…!!

ヒヨリちゃんが信じたり疑ったりしながら本気で向き合ってくれたから、自分もヒヨリに手を延ばすために本気で彼女に向き合った。ヒヨリちゃんが信じてくれたから違う自分になれたと。ソウタは本気で失いたくないものを見つけることができました。

告白シーンではヒヨリちゃんに言わせようとしてずるいな~とか思ってたら、真っすぐな「俺は君が好き」が飛んできました。横から暴投球を喰らった気分です。告白の言葉の中に今までの全てが詰まっていました。自分の今までとこれからと。変化と。極めつけに「俺を好きだと言って」と半分お願いのような言い方で言ってくるもんですからもう。照れ顔の破壊力がすごかった。理性を吹っ飛ばしに来るヒヨリちゃんグッジョブ。もっとやれください。

 

最後のソウタとメイの過去ドラマの再演は胸熱展開でした!!ソウタが罰ゲームで「右眼」を選択したのは、同じように誰かに助けられたから。それが彼の「心残り」でもう1度異世界配信に参加した理由でした。メイが自分を助けたときの心情も理解することができ、再演に臨みます。同じ痛みを共有したもの同士、同じ行動をしたもの同士。メイもソウタが「楽しい」がわからないということに気付いていました。友人、という言葉がぴったりの2人です。きっとその時は気付かなかっただけで、メイにも大事なことを教わってたんじゃないかな。そしてそれを気付かせてくれて、教えてくれたのがヒヨリで。

 

そして再演が終わりメイの右眼は取り戻せましたが、結局メイを1人残して現実世界に帰還することになります。そして何か大切なものが欠けたことは分かっているもの、またメイのことを忘れてしまうソウタ。メイのルートをやった後だといろいろと苦しすぎます。「あいつの隣はお前に譲るよ」と言われて帰還したその後、物理的にも教室のヒヨリの隣の席はソウタの席になりました。もともと隣はメイの席…。続きを書きだすとソウタの感想じゃなくなっちゃうので後でメイの感想記事に追記してきます…つらい。このエンドでも他ルートでも帰還後は仲間が『8人』って言っていたのはメイが抜けていたんですね。確かメイのルートでは『9人』になっていたような。

 それでも何か忘れたことには気付いていて、それを必死に思い出そうとしていました。ヒヨリちゃんと2人で。いずれ2人でもう一度あの世界に乗り込んで、メイのことを助けに行きそうな感じがします。

 

そしてトモセルートではソウタが一人残っていましたよね。思い出せてなくても同じ行動をしたというのが似た者同士だなと。もう親友でいいと思うよ。

そういえばヒヨリ、メイ、ソウタは3人ともクラスメイトってことになるんですよね。3人が揃った教室が見てみたいよー(´;ω;`)

 

ヒヨリちゃんはこれからもソウタを本気にさせた責任を取っていかないとですね!今まで謎だったソウタの考えが分かってすごく楽しめたルートでした。

 

***

P.s.桜餅は好物ってことでいいんですかね。あとおまけのSSが最高でした…!お ま え そ ん な こ と お も っ て た の か 。

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