白と黒のアリス -Twilight line-(ろろアリFD)
ジャック(CV:興津和幸)の感想です。ネタバレあり。
攻略はこちら:白と黒のアリスFD ジャック 攻略
ジャック 個別ルート感想
アナザーとアフター白黒に分けて記載します。
Another Line
ジャックは安定のジャックでした。いろんな意味で(笑)
ルナがどんなことになっても見方でいてくれる人。黒の世界にとって危険であっても、彼女自身が狂ってしまっても。それは確かに前作の数々のエンドで証明されていますし、今作でもそうでした。女王様至上主義!
そしてジャックの父登場。テイルエンドが触ったものには触らない、それが当たり前。というのは予想以上にひどかった……。仮にも息子なのに。隊長になったことでてっきりもう認めているのかと思っていました。いつものことだからと諦めているジャック。彼は怒りもしないし恨むことも憎むこともしません。ルナがいるだけで幸せだからと。そりゃルナがいなくなったら狂っちゃいますよね…。この父親との確執については、出てきたからには何かあるのかと期待しましたが特に何もなかったですねwなんだかろろアリFD、こういうこと多い気がします……?
内腿の血を吸うのはなかなかに際どいスチルでした…!美味しい匂いに誘われたマイペースなラッテの登場でルナの貞操は守られました。やっぱりラッテ面白い。好き。
その後、白の世界で迷い込んだ自国の民をルナの血でおびきよせながら街中を駆けまわる…というシーンでは頭になぜか血を求めて群がってくるゾンビ集団が浮かびました(笑)
このお話ではルイが敵として全面に出てきました。鍵の力について他のルートよりも明かされていたように思います。思ったより鍵の能力、何でもありですね。このルートのルイはサイコパスっぽかったです。母親が処刑されことに対して特に恨みを持つこともなく、彼が救われることもなく。先祖の話も詳しくは分からずでした。ジョーカーとカルミアはとりあえず牢屋で会ったらしい。これで4人目の攻略になりましたが、残りの2人にまだ残る謎があるのでしょうか。
過去と違い、母親の罪から目を逸らさなかったルナちゃん。女王の在り方に悩み、自分が女王にふさわしいのか悩む彼女の姿は、以前意固地に女王という特別にこだわり黒の世界に戻りたがっていたことが嘘のようでした。当然、そんなルナの心を救うのはジャックです。彼女のことをずっとストーカー見てきたジャックは、ルナ本人よりもルナのことを知っています。
ジャックのアナザールートはバッドエンドもゲームオーバーも良かったです…!!
ゲームオーバーでは、牢屋から脱出したルナが虚の世界に迷い込んでしまい、3年後にカルミアによって救出。しかし記憶を失ってしまい、ジャックと『はじめまして』をして終わりました。他キャラのゲームオーバーではとりあえず死んで終わっていたのが、こういう続きのありそうな終わり方をしてくれたことが新鮮でした。
バッドエンドはジャックが良い狂いっぷりでした。仲間も全員殺す。攻略キャラ達の断末魔まで搭載されていた…。スチルの背景にはナインやネロや愛日梨が映りこんでいました。凄惨だけどザ・バッドエンドって感じでした。ルナがいるだけで、それだけで何にも怒らず穏やかで幸せでいれたた彼でしたが、その存在を失えばたちまち脆く崩れ去ってしまうというジャックの気質が良く分かるエンディングでした。
Lover's Day 黒の世界
ミネットに嫉妬するルナちゃん(笑)そこから始まる気持ちのすれ違いのお話でした。最終的にはジャックの用意した、ジンクスの花を使った花火で万事解決めでたしめでたし。
「女王様が可愛すぎて辛い」とジャックがミネットに相談していたらしいですが、それって盛大なノロケなのではwなんだかんだミネットさん幼なじみに対して優しいですよね。ルナちゃんを随所で助けてくれるのも、ジャックのためなんだろうなあと思ったり。
ジャックの(こくこく)がとても可愛かったです。
Lover's Day 白の世界
前作白エンドではレインに追い詰めれて白の世界に残りました。そこから高校生活を経て、卒業したところから始まるお話でした。大学に進学し、同棲生活スタートというのが大筋です。
ルナとジャックらしい初々しい同棲ライフ。「下着を握りしめているのでっっ……!」と、気付かずジャックのパンツを握りしめながら考え事をしていたルナに対して叫ぶジャックが非常に乙女でした。
そして一緒に寝たいとジャックにせがむルナちゃん。完全に生殺しです。酷なことを……ww
ちょっと見ていて可哀そうなジャックでした。ここでもお助けミネットは健在。
それと洋平の私服が!直前にやったミネットのアフターストーリーで彼だけ仲間外れにされていたから、立ち絵用意されていないのかと…仲間外れじゃなかった、よかったね洋平。
全編を通して、ジャックの「っ!?」という声にならない、喉の奥で詰まったような叫びが好きです。