某の乙女ゲーム遊戯録

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Collar×Malice 感想&評価 《総評》

総評レビュー&総合感想です。ネタバレなし。

ツインパックなども出ていますので、購入しようかどうか迷っている人の1つの指針になれば幸いです(*’▽’)♪

 

Switch版の追加要素についても下部に記載しています。

 

個人的所感ですので参考程度にお願いします

気を付けていますが、1ミリのネタバレも許せない、まっさらな状態でプレイしたい!という方は回れ右推奨です。

 

続編(FD)はこちら:Collar×Malice -Unlimited- レビュー

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総評レビュー(ネタバレなし)

シナリオ

通称『X-Day事件』という連続凶悪事件が起きた新宿で、突如事件の鍵を握る存在となってしまった警察官の主人公。そんな彼女が攻略対象キャラクター達と秘密裏に事件の捜査を行い、謎を紐解き事件解決に導いていく――というお話になっています。

ファンタジー要素は一切なしの現代物のお話です。「警察」という組織がメインの舞台となるのですが、世界観がよく作りこまれていてリアルに感じられました。

 

章編成はプロローグ1つと個別ルート1章~6・7章、プレイ時間は1周7~8時間ほどで、ボリューミーです。長いけれど物語の軸がしっかりしていて矛盾もなく、事件の推理も随所に挟まれるため、飽きることはありませんでした。続きがどんどん気になります。

作中では複数の事件が起き、それぞれのキャラクターの個別ルートで焦点となる事件があるため、各ルート全く別の物語を楽しめます。それぞれの事件についても、起こした人物のバックグランドや動機がしっかりとあり、ひとつひとつに無駄がありませんでした。事件のことが全く分からない主人公の視点でプレイヤーも一緒にスタートして、各ルートで謎を解明する度に真相に近づいていく臨場感が味わえます。

全体的によく練られたシナリオだったなという印象でした。シリアス好きにはおすすめできます。バッドエンドが多いので苦手な人は注意。

キャラクター

攻略対象キャラクターは5人。過去に捜査一課・機動捜査隊・サイバー犯罪対策課にいた元警察官や、現職のSP・科捜研の人間など、背景が様々で個性豊かなキャラクター達とパートナーになり事件の捜査を進めていきます。最初は主人公と攻略キャラクター達はお互いを疑い合っている緊張感ある状態からスタートします。徐々に信頼を深めていき、恋愛に発展する過程が見どころです。

また、サブキャラクターも豊富。数が多いですが、無駄なキャラクターは1人としていません。同僚もカッコいいし弟も可愛い。

もちろん中には事件に関係しているキャラクターもいるので、誰が犯人なのか、最終的には誰が黒幕なのかを推理する楽しさも味わえます。

キャラクター同士のかけあいのテンポの良さも見ていて楽しかったです。

糖度

シリアス9割ですが、1割のいちゃいちゃするシーンが激甘です。シリアス多い分、甘い部分が引き立つといいますか。物語を壊さない程度のメリハリがあり、ちょうど良いバランスでした。にやにやしすぎて画面の暗転が恐怖だったことも何度か……。笑

 

 

グラフィック

スチル枚数は差分カウントなしで1人あたり15~16枚。十分なボリュームでした♪

アムネシアでお馴染の、花邑まい先生が原画担当です。アムネシアから丁度5年が経過している作品ですので、画力がものすごくアップされていて、美麗スチルの連続でした。何度も見返してしまいます。

システム

UIのデザインが凝りまくってます。シンプルの中におしゃれさがある。メニュー、ステータス、キャラ視点変更のカットイン、新章のカットインなど全てにおいて、スタイリッシュでカッコいい。視点変更のカットインは、システム的にも視点が分かりやすくて良かったです。

警察用語は分かりにくい専門用語が多く、随所で出てきますが、辞書で逐一説明があるので安心。その辞書も制作者さん側のお遊び要素満載で、小ネタがたっぷりで楽しめました。

音楽も雰囲気やシーンにマッチしていて良い感じでした。サントラ購入済みです(*’▽’)

OPは初めて聴いた時にはそこまで印象がなかったのですが、聴けば聴くほどハマっていくスルメ曲でした。映像のカッコよさも相まって、一時期は毎日1回YoutubeでOP再生するのが日課になっていました。また、攻略後のエンディングの入り方もセンスが良いです。エンディング後のエピローグがめちゃくちゃ気になるような所で入ったりするものですから翻弄されました。

システムはスタンダードなオトメイト仕様。スキップ速度は速くて快適です。

バッドエンドがめちゃくちゃ多いので、Vita版ではエンディングリストが無いことが唯一の不満点だったのですが、Switch移植版ではエンドリストが追加されました!

おまけ要素も充実しています。各キャラクターがボイス付きでプロフィールを読み上げてくれるボイスレコーダーに、シチュエーション再生ができる機能、エンディング後の後日譚のショートストーリーが閲覧できます。クリア後にも楽しみがあるって良いですよね。余韻に浸れます。

総評

実はVita版の発売当初の2016年に1度プレイして、Switch移植版が発売された2020年に改めてプレイし直してこちらのレビューを書いております。個人的にはそれぐらい長い間ハマっている作品です。

 

ゲームを始めると、物語の最初から何が起こるのかわくわくする演出が待っており、サスペンス始まりました!感がすごく、続きがどんどん気になっていきます。作中ではタイムリミットまでの約1か月間を描いているのですが、1か月間のお話とは思えない密なボリュームと深みのあるシナリオです。プレイヤーも選択肢によって主人公と一緒に推理し事件を整理していくことができ、臨場感を味わえます。起承転結がしっかりしていて、主人公とキャラクターの気持ちが通じ合ってからも物語が進んでいくところも良い。バッドエンドも短い物から長い物まで用意されており、中には見ごたえのあるバッドエンドもあります。

 

また、作中では『正義』という言葉が多く出てきます。正義とは何なのか。何が正しくて何が悪いのか。作品を通して最後までテーマが一貫しており、伝えたいことがあった作品だったなと。考えさせられることも多かったです。

 

タイトルの『Collar』は色ではなく『首輪』、『Malice』は『悪意』を表しています。突然何者かの悪意により首輪をつけられた主人公が事件の渦中に放り込まれ、そこでどんな真実を目にするのか――。

皆さんもぜひ、黒幕を推理しながらプレイしてみてください。

Switch版について(追加要素など)

  • Nintendo Switch用ソフトとして発売された『Collar×Malice for Nintendo Switch』は、Vitaで発売された無印の『Collar×Malice』と、そのFDである『Collar×Malice -Unlimited-』が同梱されて1本になったゲームソフトです。お得な1本ですので、Switchをお持ちの方でVitaのソフトとどちらを買うか迷っている方は、Switch版の購入をオススメします。
  • 追加要素としては、無印に『END LIST』が追加されました。バッドエンドを含む全エンディングがリスト化されているため、エンド回収が少し楽になりました。それ以外には特別追加コンテンツなどはありません。
Collar×Malice for Nintendo Switch

Switch 2020/3/12 発売

 オトメイト(アイデアファクトリー)

 花邑まい 島れいこ

 森田成一 梶裕貴 斉藤壮馬 浪川大輔 木村良平 小野友樹 長瀬ユウ 吉村和紘

 この首輪をはめたのは、誰?ラブ×サスペンスAVG

 新人警察官の主人公と凶悪事件の謎を追う男性たちの恋愛模様を描く「Collar×Malice」と、恋人関係になった後日談や外伝・犯人側との交流を描くエピソードが入ったFD「Collar×Malice -Unlimited-」の2作品が楽しめるSwitch移植版

 公式HP PV映像

⇒Collar×Malice -Unlimited-(FD)のレビューはこちら

 

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