某の乙女ゲーム遊戯録

アラサー喪女の乙女ゲーム堪能記録。

CharadeManiacs(シャレマニ) 茅ヶ裂マモル 感想

CharadeManiacs(シャレードマニアクス)

茅ヶ裂マモル(CV:浪川大輔)の感想です。ネタバレ注意。

優しくて控えめで、そして何かを抱え込んでいる年上のお兄さん。

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⇒攻略はこちら(シャレマニ 茅ヶ裂マモル 攻略)

 

ネタバレあり感想です。このゲームはキャラ同士の秘密の繋がりなどもあり、ネタバレを見てしまうとゲームの楽しさが半減してしまいます。コンプリートした方以外は閲覧をお控えください。しつこいですがコンプ前に見ると本当に後悔します。

茅ヶ裂マモル 個別ルート感想

初見は柔和な雰囲気で誰にでも優しい大学生、といった印象でした。シャレマニで2人目の攻略だったので、安心してプレイできて無難そうな人を持ってきたいと思って彼に決めたのですが、なんかいろいろと予想外でした。もちろんいい意味で。

 

序盤は第1印象通り、困ったら助け舟を出してくれたりする優しいお兄さんで、まさに王子系って感じでした。

そして、ダークマター精製したりとか、ぬいぐるみのちさきくんのお話とかが面白かったです。

最初に決まった調理班からチェンジを訴えていたので、どんなものかと思いきや、卵焼きを作ろうとして立派なダークマターを造っておられました(笑)この致命的な不器用さって、料理以外にも発揮されたりしてしまうんでしょうか?

くまのぬいぐるみの「ちさきくん」のお話ではヒヨリちゃんのこのセリフに全面同意。

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というよりもち(が)さきくんが可愛い。あなたが天使か。ぬいぐるみの声の演出までしてくれるとは……。茅ヶ裂さんってタクミとはまた違ったふわふわさを持っているお方だなあと。

あとは味オンチが発覚するお話も微笑ましくて好きだなと思ったんですが、あれは蓋を開けてみると伏線でしたね…シャレマニ恐るべし。

 

茅ヶ裂さんについては序盤からいろんな謎が出てきました。耳がいいのも何かの伏線っぽい表現でしたし、動画に移っていた茅ヶ裂さんに似ている女性の件もありました。そして、右腕にいったい何があるのか。

スポンサーという言葉にも少し引っかかりがあったので、過去キャストが親族でその上スポンサーだったのかな~とか思ってましたが、はい、ご本人がスポンサーでした~~~。この人がスポンサーは予想外ですよ!謎が多かったし、ただ優しいだけの人はいないと思うからそりゃ何かあるとは感じ取っていましたが、まさか異世界配信側の人だったとは思いもよらず。2人目でスポンサーに当たってしまいました。

 

実は異世界人(と人間のハーフ)だった、というのも驚きです。茅ヶ裂さんには二重に驚かされました…。耳がよくて味オンチ、というのはここに繋がる伏線でした。

だって、この人攻略制限ないんですよ?私としてはタクミとかソウタとかリョウイチさんあたりが怪しいなって個人的に思ってましたし。まさか茅ヶ裂さんが、という感じでした。衝撃です。このルートで一気にシャレマニの世界に惹きこまれたような気がします。

 

茅ヶ裂さんは両親に一度も会うことができませんでしたが、プロデューサーからは「2人は愛し合っていた」と聞いていました。だから、その愛の証であり2人の子供だという証でもある右腕を宝物といって大事にしていました。それがどちらにも属することのできない原因だったとしても、彼はその身体を大事にしていくことだけが生きる理由になっていました。彼がキャストになったのは両親のことを確かめたかったが故で、ひいては自分の存在を確かめたかったんじゃないでしょうか。

そして「どちらでもない」茅ヶ裂さんは、人間の世界でもアルカディアでもまともに生きていくことができません。だから生きるためにスポンサーになったというのが事のあらましでした。生きることが怖くて、罰ゲームで命さえ差し出してしまえる彼が言った「生きるためにここにいる」とセリフに初めは違和感を持ちましたが、これがその言葉の理由ではないかと。生きていくためにはスポンサーになるしかなかったんですね。

 

人間の世界にもアルカディアにも居場所がなく、家族もなく生まれてから今までずっーと孤独だったんだと思うと涙が…(´;ω;`)

そしてどちらの世界にも自分は異物であって決して誰にも受け入れらることはないと思っていた茅ヶ裂さん。それを救ったのが我らがヒロイン、ヒヨリちゃんでした。

ずっと自分を卑下する言葉を繰り返していた彼の言動の理由がわかって、やっと茅ヶ裂さんと向き合うことができました。自分を化け物だと繰り返し、彼女を引き離そうとする茅ヶ裂さん。異世界人が怖いと震えていたヒヨリちゃんが、決してその異形の手を離しませんでした。

この2人はお互いにとってお互いが「自分とは違う生き物」であるわけで。そうして想いあっているからこそ本当の愛を感じますね。

「一緒にいられるなら、もうそれだけでいいと思った。それが同情でも、勘違いでも、狂気でも」というヒヨリちゃんの言葉が想いの強さを表していてとても印象的でした。

 

想いに気付いたあとの茅ヶ裂さんの控えめな嫉妬と独占欲に悶えました。ちょっと拗ねてるけどわかり辛い…!そこまで控えめじゃなくてもいいんだよ。

 

自分という存在を信じて受け入れてくれたことで生きることが怖くなくなって、生きる理由も見つけられた茅ヶ裂さん。

最後は2人で困難を乗り越えて帰還することができました。本当に良かった……!

このカップルには幸せになってほしいです。〆の、「失うことが怖くなるほど、僕に幸福をくれてありがとう。誰に触れるのも怖かった僕を、変えてくれてありがとう」という言葉にこれまでの全てが詰まっているような気がして。

ヒヨリちゃんの傍で、これからはその地に足を付けて自分らしく歩んでいってください。

 

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