某の乙女ゲーム遊戯録

アラサー喪女の乙女ゲーム堪能記録。

CharadeManiacs(シャレマニ) 陀宰メイ 感想

CharadeManiacs(シャレードマニアクス)

陀宰メイ(CV:古川慎)の感想です。ネタバレ注意。

どこまでも優しい純真ボーイ。

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⇒攻略はこちら(シャレマニ 陀宰メイ 攻略)

 

ネタバレあり感想です。このゲームはキャラ同士の秘密の繋がりなどもあり、ネタバレを見てしまうとゲームの楽しさが半減してしまいます。コンプリートした方以外は閲覧をお控えください。しつこいですがコンプ前に見ると本当に後悔します。

陀宰メイ 個別ルート感想

ラスト3はメイちゃんでした。初見では幸の薄そうな顔してるな~とか思ってました。そしてあながち間違いではなかった。彼のルートを終えた今、言いたいことは一つ。全力で幸せになってくださいいいいい(´;ω;`)

 

猫の写真を隠し持つくらい猫好きだったり、手を繋ぐことすら照れてできなかったり、可愛いところもたくさんありました。兄と姉にイタズラの標的にされていて逃げ回っているとか、日常の一面が微笑ましい。

ミズキさんとのドラマの後にヒヨリちゃんに相談してくるシーンがありましたが、言い淀む姿にてっきりミズキさんとキスでもしてしまったのかと思っちゃいましたよ…手を繋ぐシーンでからかわれて真っ白になっちゃったんですよね。そしてヒヨリと手を繋ぐ練習って…!純情か…!!眩しくて画面が発光してました。

他にも猫に触ろうとするヒヨリちゃんに腕を回して止めたときもめっちゃ照れてましたし、思わずヒヨリを抱きしめてしまったときも間違えた!!といってめちゃくちゃ焦ってたり…もうこの時点であかん、この子好き…( ^ω^)ってなってました。

 

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意外にも花火に参加してくれたり、その種類の多さにテンションをあげるノリのいい面もあり、キョウヤとの絡みでは等身大の男子高生という感じで、シャレマニでは珍しいすごくまともな同級生枠だなあと思いましたし、ヒヨリちゃんと考えも近そうだったのですっかり安心しきってました。攻略制限がかかっているものの、各所で「過去キャストで罰ゲームで右眼を失っている」という情報を拾えていたので、制限についても過去キャストだからいろいろありそうだけど異世界配信側ってことはないだろうと。

まさかの今回の配信のプロデューサーだった。シャレマニ、やってくれますね。

 

何度も切実に「思い出してくれ」と願うように言っていた陀宰くん。けれどヒヨリちゃんはなかなか思い出すことができなかったので、プレイヤーとしては何を思い出してほしいのか、ヒヨリちゃんと一体どういう関係なのかと終始やきもきしてました。

 

結果的に、メイとヒヨリの関係はクラスメイトでした。空いていた隣の席はメイの席だった。

そしてポイントで帰還を願う際の条件で、メイは自分1人を残して他の仲間を全員帰還させることを選択していた前回キャストでした。今回の配信のプロデューサーになったのは、自分が帰りたいと思う気持ちを捨てられなかったから。そして何よりヒヨリにもう一度会いたかったから、でした。

次々と明かされていく真実は予想していなかったことばかりで驚きの連続で、進んでいく展開から目が離せませんでした。無題のドラマを演じる2人、プロデューサーを指名する舞台で誰もメイを指名しなかったこと、自分を指名しようとしたメイを止めて全てを思い出したことを告げるヒヨリ、「勝ち」を宣言するメイ―――彼は「本来のプロデューサー」と賭けをしていました。消去された記憶を、絆という形のないものの力で取り戻すことができるのかどうかの。

プロデューサー指名の場面では、どうなることかと先が読めなくてはらはらしましたが、仲間の皆がメイのことを信じてくれてよかった。彼も一緒に帰るべき仲間だと認めてくれたことに確かな絆を感じました。誰にも事情を話すことができず一人で真実を抱え続け、疑いを向けられても仲間に嘘をつきたくないからと、ずっと黙っていた彼の誠実さが報われました。

 

ヒヨリのことをずーーっと好きだったと思うと胸が苦しくなりました。彼がどんな気持ちでこれまで彼女のことを見ていたのか考えるとすごく切なくて。

誰よりも大切なヒヨリが傷ついていくのを傍で見て、しかもそうしたのは自分で。本当は彼も何一つ悪くはないのに、自分のこともずっと責めていました。「帰してやるから、お前はお前のままでいてくれ」というセリフには、安心してほしいという気持ちとともに罪悪感が滲んでいたような気がします。

きっと何度も今すぐにでもヒヨリちゃんを帰してあげたいと考えたのだと思います。それでも夢みた未来を諦めきれず、「お前だけが俺の真実」とヒヨリちゃんのことを信じ続けていました。ヒヨリちゃんのことを「信じる」というのは単純な意味じゃなくて、こういったいろんな感情が込められていたんだと思います。

 

他ルートでヒヨリにちょっかいをかける奴を止めたり睨んでたりしたのはこういう理由だったからでした。トモセがいない時にしっかりセ○ムしてました。隔離の章でソウタがシャレードゲームの「結婚」のお題でヒヨリのベールをあげて、それをメイが戻したのもちょっと可愛い嫉妬心ですよね(*´Д`)

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プロデューサーとして、影から皆のことをいろいろ支えていたんですよね。キョウヤくんやミズキさんのルートのエンドで彼らを助けたのはメイだったと思うし、過激なドラマはすべて本来のプロデューサーが無理矢理割り込ませていた。その裏に本当は自分も帰りたいという強い想いが隠れていて。尊い。

 

最後には本来の場所に戻った姿を見られてよかったです。制服も、教室も、ヒヨリの隣にも。

そこで語られる長かった孤独の時間のことや、ヒヨリに対する想いも、泣くこともずっと我慢してきたことを聞いたらもう目からバウンサー。

「絶対戻ってくると言ったバカ」や彼が選んだヒヨリ意外のキャストについても気になりますが、それはまた別の機会に。

 

陀宰メイには全力で幸せになってもらいたい。

 

【追記】

たった今、凝部ルートをクリアしてきました。つらい………。ソウタとヒヨリがお互いの気持ちに気づきはじめた時にメイに「凝部のことが好きか」と聞かれたのが切なくて。思い出してほしいことがあるけど、忘れてしまったことには意味がある、お前に信じられる人が見つかったならそれでいいよ、と身を引くのがもう…。諦めないでと、もう自己犠牲はやめてと声を大にして言いたい。最期の別れ方も辛かった。溜まったポイントを見てどこか諦めたように笑って。「あいつの隣は、お前に譲るよ」とソウタに言って、そしてまた1人で残るメイ。その言葉通り、現実世界でのヒヨリの隣の席はソウタの席になってしまいます。隣の席はもともと、メイの席でした。ソウタルートはソウタルートですごく好きなので良かったのですが、後を引く切なさです。メイは本当は一番もとの世界に帰りたいはず。独りで残って、やっぱり帰りたいから賭けをして。そしてもう一度会いたかったヒヨリに会えたのに、また別れるなんて。

メイ以外のルートで帰還したあとに仲間が『8人』と言う記載が何度か見られましたが、プロデューサーに加えてメイのことが消されていたんですね。彼は勝負に負けたから帰ることができなかった。これ見たらもう1回メイのルートやらなくちゃという使命感に駆られます。彼が救われるのは彼のルートしかなくて。メイを幸せにしてあげたい。

 

【追記2】

メイルートのバッドを回収してきました。本来のプロデューサーの孤独に気づいていて、その寂しさにまで寄り添おうとする。もう一度会いたいという気持ちと、帰りたいという気持ち。ここで彼の本当の気持ちが強くあふれ出していました。だからこそ悲しい。

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「もしもう一度だけ、会えたなら」という台詞で幕が閉じますが、きっともう一度会えたとしてもメイは自分のことを後回しにして、彼女に好きとは真っ先に言わなさそうです。作中で一番、切ない気持ちになるBAD ENDでした。他ルートでエンドを迎えて仲間が『8人』となった結末の裏側はこんな感じだったのかな。

 

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P.s.はにかんで告白するスチルの顔が愛おしくて何度も見返してしまいます。

 

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